自尊心より 大事にしたい「他尊信」

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あなたはこんなふうに感じることはありませんか?

わたしこんなにがんばっているんだから…
 もっと認めてほしい!!

わたしこんなにがんばっているんだから…
 わたし絶対に成功するでしょ!!

もしあなたにもあてはまるようであれば
この機会にちょっと自分自身を振り返ってみてはいかがでしょうか

今から800年も前に 苦悩の根源を明らかにした僧 親鸞がこんな考え方をしています

【自尊心が強すぎると人間関係がうまくいかない】

「懸命に努力すれば浄土に行ける」
「頑張って念仏を称えれば浄土に行ける」
といった考え方を「自力」として否定

もちろん「努力」や「念仏」を否定しているわけではなく
「懸命に努力しているのだから、成功するのは当然」
「がんばっているから、賞賛してほしい」
といった高い 自尊心 や おごり を否定しています

ビジネスでも人間関係でも
自尊心が強いと失敗しやすいです…

強すぎる 自尊心 や おごり は
傲慢な態度や それと対照的な 過度なへりくだり となって表れるといいます

「自分が」「自分が」となって、ほかの人を立てることができないので
往々にして人間関係を悪くしてしまいます

仕事や人間関係においてはいったん
「自力の思考」から離れることが大切です

わたしはある経営者の方からこんなことを教わりました

「自己評価は低いほうがいい」
いろんな解釈のしかたがあろうかと思いますが
ひとつの解釈のしかたとして参考になればと思います

自分はダメな人間だ… という否定的な解釈では決してありません
むしろ逆で 自分はできるほうじゃないんだから
もっと努力しないといけないんだ!人よりがんばらないといけないんだ!

たとえば お客さんからお叱りを受けたとします

約束の日時に間に合わなくて叱られた…
希望の内容に添えてなくて叱られた…
何気ないひとことで波風を立てることになり叱られた…

いろんなシチュエーションがあると思います
さてここで 自己評価が高いとどうなるか?

相手にこれらのシチュエーションの 原因 を探そうとしてしまうんです
ひどいとなんでもかんでも 相手をクレーマー扱い してしまうんです

でも そうじゃない!と…
お客さんに 良い 悪い はないんです
相手に原因を探している時点で
自分の否を認めようとしない姿勢が見られます

何においても 「自己責任」 このマインドがとにかく重要
わたしの好きな言葉です
【うまくいったら他人のおかげ 失敗したら自分のせい】

このように他人を敬い、尊敬するいわゆる 「他尊信」 を大事にしたいものですね

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