思想は毒にも薬にもなる

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先日9月11日はアメリカでの同時多発テロがあった日ですね

本来、人間にとって自分の命ほど大切なものはないはずですよね
けれども思想的な操作によって、他人のために命を投げ出すことができるんです
宗教対立による自爆テロなどが典型的な例です

また、人が恨みや憎しみで殺せるのはせいぜい1~2人…
でも「自分たちがやっていることは絶対に正しいことだ」
と思い込まされることで大量殺人に対する抵抗感がなくなって
洗脳と同じく 思想にはそういった怖さがあります

思想はビジネスにも、人生を切り開いていくときにも
とても頼りになる武器としてそして物事を成功させる 万能の薬 になります

でも一歩間違えると自爆テロや大量殺人といいた 劇薬の毒 にもなります

新しい考え方や思想に出会ったとき
「なるほど!」
「そういう考え方もありだな」
ここで
人を傷つけても悪くないはずだ… 思想が毒になることにくれぐれも注意したいです

マンガ デスノートを読んだことがある方はよくわかるんじゃないかなと思います
警察の息子である主人公は
犯罪者は許せない 悪は許せない という思想を持っています
一見 警察官である父と同じような思想に見えますがあるとき一冊のノートを手にします
そのノートは 名前をかくだけで人が殺せてしまうんです

正義感の強い主人公は犯罪事件のニュースを目にすると犯人の名前をノートに書きます
そうするとその犯人は死んでしまうんです
また別の事件を目にすれば また犯人の名前をノートに書きます
そうして つぎからつぎへと犯罪者の名前がこのノートに書き込まれていきます

犯罪を憎むあまり「犯罪のない理想の世界を作るんだ」
自分を肯定して 大量殺人を行うようになってしまいます

物事は 表と裏 白と黒 二面性があり紙一重です
もしマイナスに傾きかけていたとしてもプラスに転じることはいくらでもできます
逆にプラスで進んでいたものがあるとき マイナスに転じることもあります
でもあなた次第でもいかようにも プラスにもマイナスにもなることを
知っておいていただければなと思います

自分の捉え方ひとつ 自分の考え方ひとつ
すべてはそこから始まっています
他人の命を奪うのも許せませんが、自分の命を自分で奪ってしまうことのないように
思想でもって 自分の命も守っていただければと思います

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