多くの日本人は、中学と高校で6年間英語を学んでいます。そして、社会人になってから、英語が話せるようになりたいと、思っている方は少なくありません。そこで、今ある英語力で英語が通じるようになるコツを紹介します。
まず、なぜ通じないのか?その原因を探っていきましょう。
英語に自信がないと、モゴモゴと言葉を発してしまいます
英語という言語は、小さな声では聞き取りづらい言語なので、外国人からもう1度聞き返されることになります
それで「あぁ、やっぱり私の英語は通じないんだな……」となってしまいます。これは、英語が通じる以前の問題であり、そもそも相手が聞き取れていないだけなのです
大きな声で話す
英語はもともとは大きな声で話すように作られた言語なのです
小さな声で話したら、ネイティブ同士でも通じない。 だから、英語を話す国の人達は声が大きいです
抑揚と強調で英語らしく
英語では、名詞や動詞など意味の中心になる単語にストレス(強調)が来ることが多いが、日本人はどの単語も同じ強さで話す傾向があります。
大げさなくらい強弱をつけるだけで、英語らしく聞こえるようになります。
単調な英語は理解しにくいだけでなく、思わぬ誤解を生むこともある。抑揚がないというだけで、退屈しているか、熱意がないサインと取られてしまうかねません。
語順の違いを認識する
おしゃべり英語では、語順も、しゃべっていく優先順位も、まず最初に来るのはナニがどうした、の「主張」です。次に「理由」がきて、事例などは最後に来ることが圧倒的に多いです。
まずは言語の文章構造の違いを納得してしまった方が、大人の脳みそは納得しやすいのです。
5W3Hをしっかり確認する
会話では以下のポイントを押さえて聞き取ります
Who だれ
What なに
When いつ
Where どこで
why なぜ
How どうやって
How many いくつ
How much いくら
からないときはExcuse me, I don’t understand you. すみません。わかりません。と聞き直して確認します
ボールをすぐに投げ返す
英語の会話が「キャッチボール型」なのに対し、日本語は投げっぱなしの「ボウリング型」といわれています。。相手が話し終わるのを待って口を開いたり、考えが固まるまで黙り込んでも許される習慣が、多くの外国人には不可解に感じられるようです。
「Ummm, let’s see…」 でも 「Let me think.」「It’s difficult to say…」 でもいいから、間髪入れずに何か言葉を発すること。そうすることで、会話に参加する意思があることを伝えられるます。