看護師の働き方いろいろ

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正社員の特徴とメリット・デメリット

正社員の看護師は、病院やクリニックなどを中心にフルタイムで働きます。
特に病棟勤務の場合は2交代~3交代のシフト勤務が一般的で、夜勤や残業もありますが、その分夜勤手当や残業手当が付き総収入も増えます。

比較的安定した日勤のお仕事を選択したい場合は、医療関連企業や研究機関で「産業看護師」として勤務するという選択肢もあります。

産業看護師の仕事は、採血や診察・検査補助といった比較的緩やかな医療行為が中心となり、さらにデスクワークも多いため「臨床の技術が下がりやすい」とも言われることがあります。
しかし、ご自身の努力次第で一般の医療機関に戻り、バリバリ働くことも可能です。

非常勤(パート)の特徴とメリット・デメリット

非常勤(パート)の場合、日勤の正社員と同じ内容の仕事を短時間だけ行うことが多いです。
残業も正社員よりは少ない、または残業自体ない就業先もあります。

大きな病院ではなくクリニックなどを選択した場合、勤務時間や勤務日を自分で決められる就業先も多く「この時間だけ・この曜日だけ働きたい」など、比較的自分の希望に合わせて働きやすい傾向にあります。

「まだ子供が小さいから夜勤は無理かも」「扶養内で働きたい」などを考えている方や、夜勤などがある正社員への復職を目指しているもののブランクが気になる方は、パートから始めてみるのもいいかもしれません。

派遣登録の特徴やメリット・デメリット

看護師の派遣は「原則禁止」とされています。
しかし、例外的に以下の3つのケースは派遣を認められています。

・紹介予定派遣…自分が将来働きたい病院などへ、正職員になるのを前提として派遣されます。実際に勤務してみて職場(病院)が自分に合うのかもわかりますし、病院側も戦力になる人材なのか、などお互いにメリットがあります。
もし就業先が自分に合わないと思えば、更新しなくても大丈夫です。

・代替業務…産前産後休業・育児休業・介護休業中などで不足する人手を補うための派遣です。

・病院、診療所以外の施設への派遣…医療行為を伴わない施設(有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、デイサービス)等への派遣は、法律で認められています。

派遣社員の特徴として、病院などに直接雇用されるのではなく、人材派遣会社などに登録・雇用関係を結び派遣会社のスタッフとして病院に派遣されます。

給与や社会保険などは、派遣会社から受けます。

残業や給与面で最初の契約と違っている場合などは、派遣会社が病院と交渉を行ってくれます。

単発/短期の特徴やメリット・デメリット

単発や短期の仕事は、看護師として働きながら空いた時間にお仕事をしたい方や、看護師の資格を持っていながら他の職業に就いている方で、看護師として単発のお仕事をされたい方などが働く「ダブルワーク」や、「1日限定」の仕事をいいます。

ダブルワークなど副業を禁止している職場もあると思いますので、現在お仕事をされている方は職場の規定をご確認ください。

看護師は、病院以外にも介護施設や企業、血液センターといった医療機関などで幅広く活躍できます。
また、時間も残業や休日出勤の有無も、自分が希望する働き方やどこに就業するか次第で広く選択することが可能です。

ご自分に合った働き方を見つけてくださいね。

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